一般的には避妊せず夫婦生活を続け、2年以上経っても妊娠しなければ、不妊症の疑いがあると言われています

一般的には避妊せず夫婦生活を続け、2年以上経っても妊娠しなければ、不妊症の疑いがあると言われています。
ただ女性の年齢によっては、半年～1年たっても妊娠しないようなら、早めに婦人科受診したほうが良いと思います。
基礎体温は測ってますか？受診の際は、基礎体温表を持っていかれると良いですよ。

簡単に説明します。
まずは不妊症の検査をします。１～２ヶ月位かけて、超音波検査、採血や卵管造影検査、旦那様の精子の検査等をします。検査結果によっては内服や注射など治療を始めます。

治療は大きく分けて3通りです。
①タイミング
排卵時期を超音波で確認し、排卵する時期に合わせて夫婦生活をします。排卵誘発剤など内服、注射する場合があります。保険適用です。費用もそれほどかかりません。半年～1年ぐらいタイミングをしても授からないと、人工受精をすすめられます。

②人工受精
タイミングでも授からない場合や、精子に問題がある場合などにおこないます。精子を注射器のようなカテーテルで直接子宮に送ります。保険が適用されません。病院によって費用が違いますが、1万円前後かかります。

③体外受精（顕微受精）
タイミングや人工受精しても授からない場合や、女性の卵巣・卵管に問題がある場合、男性の精子に問題がある場合におこないます。保険がきかず、費用もかなりかかります。病院によって違いますが、２０万～５０万円前後です。

子供ができない＝不妊治療をしないといけないわけではありません。
子供が欲しいけど、できない。検査してもらいたい、と思ったら病院に行けばいいと思います。
病院は不妊治療を積極的におこなっている所が良いと思います。ホームページなどで調べると良いですよ。
不妊検査をしたいと考えているなら、ご主人さんにも理解、協力してもらってくださいね。

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